アイデア部門
お知らせ
[2024/10/22] ReadMe.mdを更新いたしました。「Databricks」の利用方法について、データタブ配下のReadMe.mdより、ご確認お願いします。
[2024/10/18 17:15] ReadMe.md、更新いたしました。本日の12時頃の更新時、ファイル内からSlack招待リンクが消えておりましたため、リンクを追加しています。また、システムの都合上ファイル名を一部小文字に変更しております。
[2024/10/18] README.mdを更新いたしました。「ZENRIN Maps API」および「Snowflake のAIデータクラウド環境」の利用方法について、データタブ配下のREADME.mdより、確認可能です。
[2024/10/15] 情報の取り扱いに関するルールを変更いたしました。今後、コンペティション開催期間中でも、本コンテスト専用のSlackワークスペース内においては情報共有が可能です。
目的と趣意
国土交通省として初となるデータコンペを開催します。本コンペでは、国土交通省が整備するオープンデータ「国土数値情報」と民間企業のデータを活用し、不動産の賃料・賃貸価格の予測モデルを構築していただきます。
GIS データのひとつである「国土数値情報」は、整備開始より50年、一般公開して20年以上の歴史を持つ国土に関する基礎的な地理空間情報です。約190の項目から構成され、公的情報を原点とし、検査基準を設けることで高い品質を確保し信用ある情報として利用が可能です。
近年は民間企業での利用も拡大しており、年間ダウンロード数は200万件以上(令和5年度)となっています。
そのような状況下で国土交通省では、令和5年10月に「今後の国土数値情報の整備のあり方に関する検討会(※)」を設置し、より多くの方に便利に利用いただくために整備方針を議論してきました。
重要なインフラデータである国土数値情報を、デジタル技術・データ活用における社会全体の生産性向上に貢献できるよう、より開かれた・使われるデータへの転換を進めています。
そのためにも多様なニーズや、より多くのユーザーの皆様に知っていただき、活用していただくために本コンペを開催することとなりました。
※参考:国土交通省 今後の国土数値情報の整備のあり方に関する検討会
課題
国土数値情報を中心とした提供データの分析を通して、不動産市場の物件価値を高めるためのアイデアを提案してください。ここで言う物件価値とは、経済的な価値に限定せず、社会的価値や環境的価値、文化的価値、利便性など幅広い価値を指します。なお、本コンペティションの目的から国土数値情報の利用は必須とします。
応募の流れ
- SIGNATE会員でない方は、ページ右上の「会員登録」ボタンよりSIGNATEの会員登録を行ってください。
- データタブ内からデータセットをダウンロードしてください。(参加規約への同意とアンケートへの回答が必要です)
- 国土数値情報(必須)やその他の提供データを活用して、レポートを作成し、投稿ボタンから投稿してください。
- 提出するレポートは、指定された様式に従ってください。
- 複数回提出できますが、最新ファイルのみが評価対象となります。
レポートの様式
全体でA4で4ページ以内とし、 1ページ目にはSIGNATEのユーザ名(チーム参加の場合はチーム名)を、2ページ目以降に以下の考察結果を記載し、pdf形式に変換した上で、不動産市場の物件価値を高めるためのアイデアを提出してください。フォーマットは自由ですが、読み手に分かりやすくまとめてください。
- 解決したい課題(誰のどんな問題を解決できるのか)
- 提案するアイデア(課題を解決するための具体的なアイデアの説明)
- データの活用方法(アイデアを裏付けるために、どのデータをどのように利用したか)
- 期待されるメリット(アイデアが不動産市場にどのようなメリットをもたらすか)
評価方法
提出されたレポートの内容を元に、以下の評価軸にて有識者で協議検討の上、入賞者を決定します。
- 課題の重要性と関連性:提案された課題が不動産市場においてどれほど重要で、解決する価値があるか。
- アイデアの独自性と有用性:アイデアが独自の視点を持ち、実際に課題解決に役立つ有用なものであるか。
- データ活用の有効性と適切さ:国土数値情報や提供データを効果的かつ適切に活用し、アイデアの裏付けとして十分に機能しているか。
- メリットのインパクト:提案が実現した際に、不動産市場や関連産業にどれだけポジティブな影響や価値を生み出せるか。