コンペ趣意
国際宇宙ステーション(ISS)から超高感度CMOSカラ―ハイビジョンカメラにより流星の長期連続観測を行う「メテオプロジェクト」を千葉工業大学 惑星探査研究センター(PERC)が2012年から進めています。 流星はいつどこで発生するか予測できないため、これまでは撮影された動画から流星を見つけ出す作業を人手で行ってきました。しかし、流星が発光する時間は1秒にも満たないものが多く、全ての動画を人が見て流星発生を検出することは非常に大変です。したがって、動画中に現れる流星を自動的に検出するアルゴリズムの開発が急務となっています。 そこで、本コンペでは、動画中の流星を発見するアルゴリズムを開発していただき、その性能を競って頂きます。 本コンペでは、機械学習や動画・画像認識の研究を行っている千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センター(STAIR Lab)がコンペティションの企画・運営を行い、PERCがデータセットの提供を行います。
タスク説明
3秒の動画を入力として、その動画中に流星が現れるかどうかの二値分類を行うアルゴリズムの作成に挑戦していただきます。 訓練データとして、流星が現れる3秒動画200本と流星が現れない3秒動画9800本の計10000本を提供します。 また、評価用データとして、流星が現れるかどうかのラベルが付いていない3秒動画1000本を提供します。 全ての動画は解像度が横320 x 縦180のmpg形式です。
本コンペへのお問い合わせ
本コンペへの質問・お問い合わせは、人工知能・ソフトウェア技術研究センター(STAIR Lab)が対応致しますので、下記アドレスへお問い合わせ下さい。
千葉工業大学
人工知能・ソフトウェア技術研究センター(STAIR Lab)
問い合わせ窓口
challenge2018@stair.center